CBR試験はモールドと呼ばれる円筒に試料を突き固めて行う室内CBR試験と、現地の地盤に直接貫入する現場CBR試験に大別されます。また室内CBR試験には、路床の支持力を求めて舗装厚を決定するための設計CBR試験と主に路盤材料の適否を評価する修正CBR試験があります。
供試体突固め状況
土をモールドに3層に分けて投入し、所定のエネルギーで突き固めることにより供試体を作製します。
吸水膨張試験
路床地盤が長期間雨などによって最悪な状態に至った場合を想定して貫入前に供試体を4日間水浸させ膨張比を求めます。
供試体貫入
吸水膨張試験後、供試体を水槽から取り出して、貫入ピストンにより所定の貫入量まで貫入させます。
現場CBR試験(貫入状況)
現場において路床の支持力を直接測定する試験で、通常、施工管理の一貫として行なられ、現行設計の妥当性を確認します。